arakoのブログ

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【雑学】和風月名 ~昔ながらの月の呼び方~

こんにちは、あらこです。

 

今日は1月や2月の昔の呼び方について書きます。

 

 

目次

 

 

読み方や由来

読み方や由来は沢山ありますが、その中でも有名なものを選びました。

 

 

1月  睦月

「むつき」と読みます。

 

正月に家族が集まり、仲睦まじい様子から来ています。

 

 

2月  如月

「きさらぎ」と読み、衣更着(きさらぎ)とも言われます。

 

寒さで衣を重ね着する様子から来ています。

 

 

3月  弥生

「やよい」と読みます。

 

草木が生い茂る様子から来ています。

 

 

4月  卯月

「うづき」と読みます。

 

卯の花が咲く様子から来ています。

 

 

5月  皐月

「さつき」と読みます。

 

苗を植える様子から来ています。

 

 

6月  水無月

「みなづき」と読みます。

 

田の水を引く時期で、水が無くなる様子から来ています。

 

 

7月  文月

「ふみづき」と読み、「穂含月(ほふみづき)」とも言います。

 

稲の穂が実る様子から来ています。

 

 

8月  葉月

「はづき」と読み、「葉落ち月(はおちづき)」とも言います。

 

木々の葉が落ちる様子から来ています。

 

 

9月  長月

「ながつき/ながづき」と読み、「夜長月(よながづき)」とも言います。

 

夜が長い様子から来ています。

 

 

10月 神無月

「かんなづき」と読みます。

 

全国の神々が出雲大社に集まり、各地の神々が留守になると言われています。

 

 

11月 霜月

「しもつき」と読みます。

 

霜(しも)が降る様子から来ています。

 

 

12月 師走

「しわす」と読みます。

 

師匠(僧)たちが忙しく走り回る様子から来ています。

 

 

語呂合わせ

それぞれの読み方の頭文字をとったもので「無興(むきやう)、三味婦(さみふ)、鼻が獅子(はながしし)」というものが有ります。

 

この覚え方は寺子屋が子供たちに教えていたもので、意味は「三味線をひいている婦人の鼻が獅子っ鼻で興味が無くなった」というものです。

 

意味は酷いですが覚えやすいですね。

 

 

ひとこと

今回の和風月名は睦月型駆逐艦命名にも一部使われていますが、ニッチな分野になるので省略します。

 

語呂合わせだけでなく、それぞれの月の由来も同時に覚えると、感覚で分かるようになるかもしれないです。

 

 

それでは、また。