【書評】金持ち父さん、貧乏父さん ロバート・キヨサキ
こんにちは、あらこです。
今回の書評はお金持ちの考え方に関する本です。
目次
書籍の紹介
金持ち父さんと貧乏父さんの二人の意見を聞き育った著者のロバート・キヨサキさん。
どうすれば、お金持ちになれるのか、その思考法がこの本には書かれています。
お金に関する心配はみんな持っていると思います。
その不安を解消するためにはお金について学ばなくてはいけません。
この本ではどのような使い方をしたら貧乏になり、どうすればお金持ちになるかなども書かれています。
一部の特殊な人たちに向けたものではなく、お金を使う人みんなにあてはまることが書かれていると思います。
要約
お金持ちはお金の為に働かず、お金に働いてもらう
中流以下の人は、お金の為に働く
負債と資産の違いを理解し、資産を買う必要がある。
負債:支出を増やすもの
資産:収入を増やすもの
お金持ちは資産を手に入れ
中流以下の人たちは負債を手に入れ、資産だと思い込む
会社を持っている人の方が資産形成に有利
会社を持っているお金持ちは
1 稼ぐ
2 お金を使う
3 税金を払う
会社のために働いている人々は
1 稼ぐ
2 税金を払う
3 お金を使う
学び続ける事、変化を怖がらない事は大事
4つの力を身につけろ
1 会計力:ファイナンシャル・リテラシー(お金に関する読み書き能力)。数字を読む力。ビジネスあるいは投資を築くのに不可欠なスキル。
2 投資力:お金がお金を作り出す化学
3 市場の理解力:市場の需要と供給を理解する。求められるところに売りてと買い手がいる。
4 法律力:会計や会社に関する法律、国や自治体の法律に精通していること。合法的にゲームをする。
いくら才能があっても成功できない
専門をきわめるより、広く浅く学ぶ
専門的な仕事をするなら組合の力があるとよい
成功に必要とされる主な管理スキル
1 キャッシュフローの管理
2 システムの管理
3 人間の管理
実践
5つの障害を乗り越える
1 お金を失う事に対する恐怖心
恐怖心から行動できなくなってしまう。
行動しなければ何も変えられない。
2 悪い方にばかり考えて臆病になる
周りは失敗するかもしれない、というかもしれない。
ちゃんと分析し臆病にならない。
3 忙しいことを理由に怠ける
忙しさを理由に怠けることは簡単だ。
だからといって思考停止し忙しくすることで怠けるのは違う。
4 自分への支払いを後回しにする悪い習慣
自分に支払った後に、他に払う。
他からのプレッシャーも原動力になる。
5 無知を隠すために傲慢になる
知識はお金を儲けさせてくれるが、無知はお金を失わせる。
傲慢になるときは自分が知らなくてもよいと本気で信じていて、そういうときは大体損をしてしまう。
スタートを切る10のステップ
①強い目的意識をもつー精神の力
目的意識のない目標は長続きしない。
②毎日自分で道を選ぶー選択の力
何をして、どう生きるか選択する。
③友人を慎重に選ぶー協力の力
周りに見方が居るのは心強い。
情報もひとりよりも入ってくる。
④新しいやり方を次々を入れるー速習の力
変化の激しいこの時代、新しいことを次々と学ぶ必要がある。
⑤自分に対する支払をまずは済ませるー自制の力
自分をコントロールすることの大切さ
⑥ブローカーにたっぷり支払うー忠告の力
自分に知恵を与えてくれる人にはしっかりと報酬を払う。
きちんと接すれば相手も相応の態度を示してくれる。
⑦もとでは必ず取り戻すーただで何かを手に入れる力
損はしても他で取り戻す。
負けてもそこから学ぶ。
⑧ぜいたく品は資産に買わせるー焦点を絞る事の力
まずは資産を増やす。
ぜいたく品の出費はそれからでも遅くない。
⑨ヒーローを持つー神話の力
上手い人のやり方をマネするのは鉄則です。
⑩「教えよ、さらば与えられん」ー与える力
何においても先に与えないと帰ってこない。
タルムードのノーペイン・ノーゲインの考え方ですね。
具体的な行動を始める為のヒント
・今やっていることをやめる。
・自分がやりたいと思っていることをすでにやりとげたひとを見つける。
・じっとしていないで行動する。
まとめ
資産と負債の違いを理解し、お金について学び続けることで、お金の心配は無くなる。
やりたいことも出来るようになる。
ひとこと
お金持ちになる思考と貧乏になるひとの思考はかなり違うと思いました。
学んだ事は実践あるのみだと思いました。
少しずつですが行動に移していきたいです。
それでは、また。