arakoのブログ

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【簿記】勉強ノート9 決算とは?/試算表とは?/現金過不足の処理/当座借越とは?/固定資産の減価償却/貸倒引当金とは?

こんにちは、あらこです。

 

簿記の勉強も次回で最後になるくらい進みました^^

 

 

目次

 

 

 

決算とは?

決算とは、1年の終わりに貸借対照表損益計算書を作る流れのこと
 
この1年間を会計期間といい、1年間の最初の日を期首、1年間の最後の日を期末という
 
期末のことは決算日ともいう
 
決算の流れは以下
①試算表の作成
②決算整理
③精算表
⑤帳簿の締め切り
 
 

試算表とは?

試算表とは、月末や期末に作成して仕訳や転記が正しいかをかくにんするもの
 
試算表には合計試算表と残高試算表、合計残高試算表の3つがある
 
 
合計試算表とは?
合計試算表とは、総勘定元帳の勘定ごとに、借方の合計、貸方の合計をまとめた試算表
 
合計試算表の借方の合計と貸方の合計は一致する
 
一致してない場合は仕訳か転記が間違えていることが分かる
 
 
残高試算表とは?
残高試算表とは、総勘定元帳の勘定ごとに貸方と借方の合計の差額(残高)をまとめた試算表
 
こちらも貸方残高と借方残高の合計は一致する
 
一致しない場合は仕訳か転記が間違えていると分かる
 
 
合計残高試算表とは?
合計残高試算表とは、合計試算表と残高試算表が一緒になった表のこと
 
 

現金過不足の処理

『現金過不足』とは帳簿上の現金と実際の現金が異なる際に使う仮の勘定科目
 
詳しくは過去の現金過不足とは?にて
 

当座借越とは?

当座借越とは当座預金を持つ銀行に立て替えてもらった借金のこと
 
勘定科目には『当座借越(負債)』を使う
 
銀行と予め当座借越契約を結ぶことにより、当座預金の残高が足りない場合は銀行が立て替えてくれる
 
当座借越が発生しても期中の処理では通常小切手を使ったと同様に仕訳する
 
決算の際に当座預金がマイナスになっていた場合は、『当座借越(負債)』か『借入金(負債)』に振り替えて、貸借対照表に計上する
 
 

固定資産の減価償却

固定資産の仕訳には以下の4つがある
①固定資産を買った時
②固定資産をすぐに売った時
③決算の時
④時間が経ってから固定資産を売った時
 
 
①と②は過去の固定資産とは?にて
 
③決算の時
減価償却費の仕訳には直接法と間接法がある
 
直接法は、価値が減少する固定資産を右に仕訳し、固定資産の金額を直接減らす
 
間接法は、減価償却累計額という勘定科目を右に仕訳する
 
 
④時間が経ってから固定資産を売った時
固定資産の売った時の価値を計算してから『固定資産売却益(収益)』や『固定資産売却損(費用)』を求める
 
 

貸倒引当金とは?

貸倒れとは、取引先が倒産する事によって売掛金受取手形の代金が受け取れなくなること
 
貸倒引当金とは、貸倒れの可能性がある売掛金受取手形を見積もり、前もって準備しておくもの
 
貸倒引当金は資産のマイナスと捉えられる
 
貸倒引当金の仕訳の場面は以下の3通り
①決算の時に貸倒引当金を繰入れた時と戻り入れた時
②実際に貸倒れた時
③前期以前に貸倒れとして処理したものが、当期に回収できた時
 
①決算の時に貸倒引当金を繰入れた時と戻り入れた時
貸倒引当金を増やす事を、貸倒引当金の繰り入れという
 
決算時の貸倒引当金が見積もりよりも少ない時は不足分の貸倒引当金を繰り入れる
 
貸倒引当金の繰入れには勘定科目『貸倒引当金繰入(費用)』を用いる
 
逆に貸倒引当金を減らす事を、貸倒引当金の戻入れという
 
決算時の貸倒引当金が見積もりよりも多い時は超過分の貸倒引当金を戻入れる
 
貸倒引当金の戻入れには勘定科目『貸倒引当金戻入(収益)』を用いる
 
このように貸倒引当金を繰入れたり、戻入れたりして差額を調整する方法を差額補充法という
 
 
②実際に貸倒れした時
その分の売掛金受取手形を減らし、決算の時に見積もった貸倒引当金を取り崩す
 
貸倒れした金額が貸倒引当金の額を超えた場合差額を勘定科目『貸倒損失(費用)』として計上する
 
 
③前期以前に貸倒れとして処理したものが今期に回収できた時
この時、勘定科目『償却債権取立益(収益)』を用いて計上する
 
 

ひとこと

次回で終わりそうな感じです^^

 

一度終わったら実力試しとかもしてみたいと考えています。

 

 

それでは、また。