【書評】となりの億万長者 成功を生む7つの法則 トマス・J・スタンリー
こんにちは、あらこです。
今回は億万長者に関する本です。
目次
書籍の紹介
億万長者がどうして億万長者足りえるのかその性質を説明してくれる一冊です。
お金持ちになりたいと思うならどうすれば良いのか、その方針が示されている一冊となっています。
お金に困りたくない人(即ちみんな)にオススメできる一冊です。
要約
本書の内容の一部を要約しました。
7つの法則
億万長者に共通していた7つの要素です。
①収入よりもはるかに低い支出
②資産形成に時間、エネルギー、金を使う
③世間体を取り繕うよりも、お金の心配をしなくて済むように
④社会人となったら親からの支援は無し
⑤子供たちが経済的に自立している
⑥ビジネスチャンスを掴むのが上手
⑦自分にあった職業を選んでいる
①支出をコントロール出来ていて、自分がどれだけ使っているかきちんと把握することが大切
②資産目標を立て、投資について勉強し、長い時間をかけて資産を形成していく
③高いものを持っていることが自身の価値にはつながらない
④親からの経済援助がある方が億万長者から遠ざかる
⑤金持ちの親はお金を与えるのではなく知識を教える
⑥金持ち相手のビジネス
⑦自分に合ったごく普通の仕事
親の経済援助があると
親の経済援助がある事による弊害です。
①与えられた金は貯蓄より消費へ
②自分と親の財産を同一視してしまう
③借入金に頼る割合が高い
④投資に回す金額が少ない
①簡単に手に入ったお金は使いやすい
②親の金は親の金
③使う水準が高いと借りてしまう
④お金にルーズになる
しっかりとした子供を育てる
お金に強い子供にするために気にするべきことです。
①両親が金持ちだと絶対に教えない
②どんなに金があっても、倹約とけじめを教える
③子供が自立できるまで金持ちだと悟らせない
④遺産についてはなるべく話さない
⑤現金や高価なものを駆け引きに使わない
⑥巣立った子供の家庭に立ち入らない
⑦子供と競わない
⑧子供はそれぞれ独立した人間であることを忘れない
⑨成功はもので計らず、何を達成したかで計る
⑩お金よりも大切なものが有ることを教える
①蓄財が苦手になってしまう
②浪費を教えるのはもってのほか
③親の金により悪い影響を与えないように
④軽はずみな口約束は内輪喧嘩のもとになる
⑤親の愛情から何かを与えるのは当然で、駆け引きに使うと尊厳を失う
⑥アドバイスするとしても子供に確認してからする
⑦貯金額の自慢をしてはいけない
⑧子供の間に格差を設けない
⑨何かを成し遂げる重要さを教える
⑩健康長寿、楽しい生活、愛する家族、自立心、よい友達など
実践
本書の中から私が実践しようと思うものを3つ厳選しました。
支出のコントロール
いくら稼いだとしても支出がコントロールできない人はお金持ちにはなれません。
私はちょっとお金の管理がルーズなところがあるのでちゃんとしていきたいです。
資金形成に時間を使う
投資に関する勉強はもちろん実際に行動していくこともしたいです。
早いうちから始めて時間を味方にしたいものです。
子供には魚の釣り方を教える
子供には魚(お金)を与えるのではなく、その釣り方を教えていきたいです。
魚を与えるのは簡単ですが、それによって不利益を被らないよう気を付けたいです。
まとめ
誰でも資産を築くことは出来る。
派手に稼ぐことだけがお金持ちへの道ではない。
お金の管理をし、行動すればあなたも億万長者になれる。
ひとこと
普通の稼ぎの人がいかにお金持ちに近づけるのか分かる一冊だと思います。
お金持ちになるにはお金持ちのマインドを身に着け、行動を積み重ねていくことが重要そうです。
それでは、また。