【書評】学校では学べない読んだら忘れない読書術 山崎大悟
こんにちは、あらこです。
今回の書評は読書術の本です。
目次
書籍の紹介
Kindle Unlimitedで読みました。
シンプルに短く書いてあるため、すぐ読めます。
挫折要因のチェックリストは面白かったです。
要約
簡単に読書前、最中、後の3つのポイントに分けます
読書前は
この本を読んで「どういう情報を手に入れたいか」、「どう変わりたいか」 、「どうして読みたいのか」を見える形にして残す。
読書中は
内容を予想したり、見やすいように構造化したり、自分の知識と結び付けたり、要約しながら読んだり、自問自答しながら読むと記憶に定着しやすい。
読書後は
実践して本の内容を自分のものにする。
実践
・読む前の準備をしてみる
読書前の準備として目次を読んで内容を一通り見ることはしていましたが、要約の方に書いた3点を毎回きちんと意識しているかと言われると、していませんでした。
他の読書術の本にも同じようなことが書いてありましたが試してきませんでした。
やってみて自分に合うかどうかを試したくなりました。
・挫折原因の洗い出しをやってみる
1読書への動機不足
2気が散る
3読書に時間を要する
4単語力の欠落
5本のどこに集中すれば良いか不明
6詳細情報や新規理論が理解不能
7議論の箇所や主旨がつかめない
8エビデンスの価値が不明
9本の内容の理解の為の経験や予備知識が無い
10馴染みのない分野
似ている内容もありますが以上の10個の項目を確認してみることです。
挫折してもやもやするより、理由を明快にしたいと思いました。
・説明するときに「SPICE」を意識してみる
SPICEとは
S:Simplify(単純化)
P:Perceived self-interest(私利的利益感)
I :Incongruity(意外性)
C:Confidence(自信)
E:Empathy(共感)
の頭文字をとったもので、オックスフォード大学のケヴィン・ダットン博士が提案した「人をその気にさせる説得の公式」からきています。
読書術とは関係ないですが使えたら良いなと思いました。
まとめ
読書前には目的を明確にし、読書中は記憶するように読み、読書後は内容を活かす。
目的を明確にするとすべて読まなくても済むので読書スピードが上がりますね。
沢山本を読む私からしたら内容が少なくて物足りない感じがしましたが、読書が苦手なひとにはちょうどいいくらいかもしれません。
ひとこと
内容は様々な読書術に書いてある事で新しいものはありませんでしたが、自分の読書法を見直すきっかけになりました。
書評のテンプレートに今回の内容も加えてみるのも面白いかと思いました。
それでは、また。